大庭教授のエイジングケア講座

大庭教授のエイジングケア講座

大庭先生は20数年前から、『フリーラジカル(活性酸素)理論』 という考えをもとに、「食品に含まれる有用成分が人のカラダに与える機能性」をテーマに数々の研究を続けられており、特にアントシアニン 色素と鶏卵の研究に関しては第一人者です。
著書も『アントシアニン −食品の色と健康−』など多数。

大庭先生には、「お客様の視点に立ち、きちんとしたモラルの中で安 全・安心な本物のサプリメントづくりをしたい」という私共の企業理念にご賛同いただき、インナーコスメうららを全面的にサポートしていた だいております。その大庭先生に、健康とカラダについての研究レポー トをシリーズでまとめていただきました。


クランベリーの多彩な効能 クランベリーの科学

クランベリーは北米に生息するツツジ科の地を這うような低木で1cmほどの丸い赤い実をつけ、北米の人は習慣的にその実をジュースにして愛飲しております。クランベリーはベリー類でブルーベリーやビルベリーと同属であります。特にクランベリーは蕾が付いている様子が鶴の首と頭に似ていることから鶴(クレン)のベリーといわれ、赤い実から分かるようにアントシアニン色素が多く含まれ、すっぱい味からビタミンC(アスコルビン酸)や有機酸が豊富なことが分かります。クランベリーは酸味が強く生食に向かないため加工用として使われてきました。

クランベリーの研究成果は豊富で今までに多くのことが見出されてきました。例えばプロアントシアニジン、ケルセチン、キナ酸、安息香酸そしてアルブチンなどがクランベリーの実の中に存在していることです。その結果多くの生体調節機能が明らかになってきたのです。

クランベリーの機能性(赤い色素の健康効果)

クランベリーアントシアニンは赤い色素をしており、ほとんどの果実の表面に存在し、中の種が酸化されるのを守っているわけです。 種も成熟するにつれ、紫外線からの活性酸素の発生=酸化を塞ぐ機構となります。赤味が最も強いときが熟れ時(活性酸素を消去する能力が最も高くなる時)で、その頃鳥や昆虫に食べられ、種を土地に落とすのです。このメカニズムを知れば知るほど、動物や人が大昔からアントシアニンを食べ自分の身を守って健康を保持してきたことがお分かりだと思われます。アントシアニンは活性酸素を消去する一方、体内の疾病の発生源を抑え、ほとんどの体内の臓器・器官から起こる病気をコントロールする偉大な作用があるのです。クランベリーもアントシアニンを多く含み、更にアントシアニンの類似成分フラボノイドの一種ケルセチンを含んでいます。ケルセチンはタマネギの黄褐色の成分でアントシアニンと同属で、同様な抗酸化作用を示し、また、抗菌作用の強いものです。さらにプロアントシアニジン(縮合タンニンとも言われるポリフェノールの一種)もクランベリーに含まれ抗菌作用が強いもので、分解されるとアントシアニンの一部に変化します。この変化は人の体内で起こっているか否かはまだ検証されておりませんが、アントシアニンのような抗酸化作用など多くの効能を持っている成分です。

クランベリーのその他の機能性(アルブチンなど)

クランベリーは大変興味のある成分を含んでいます。その一つがアルブチンです。アルブチンは美容成分ともいわれ、シミ、ソバカスとなるメラニン色素の生成を阻止する作用を示し、注目されている成分です。チロシナーゼ(カテコールオキシダーゼ)という酸化酵素が皮膚に存在し、その酵素がチロシン(アミノ酸の1種)を酸化してキノン体を形成させた後、メラニン(黒色色素)を作りますが、アルブチンはその酸化酵素に合体して、チロシンの酸化を阻止するのです。よって、キノン体ができないために黒色色素メラニンもできないメカニズムになるのです。よって、美白効果とも言われています。  キナ酸もクランベリーに含まれる特異的な成分で、研究報告によれば膀胱炎や尿路感染症、尿路結石の予防効果があるとのことです。また、歯肉炎、歯周病などに効果があるとも言われています。しかし、ここで注目していただきたいのはキナ酸のみが効果的ではなく、前にも書きましたように、クランベリーはアントシアニン、ケルセチン、プロアントシアニジンそしてビタミンCと有機酸を含有してるためにそれらが相互作用して抗菌作用、特に膀胱炎や尿路感染症、尿路結石、胃潰瘍の予防効果があるのではないかと考えられます。

このようにクランベリーにはアントシアニンを筆頭にさまざまな食品成分が含まれているために、健康効果および生活習慣病を主にした疾病予防効果があると同時に美容効果(美白作用、胃腸の浄化作用)が期待できる食品であるといえます。

バックナンバー  
第6回 ザクロは女性の味方
第5回 クランベリーの多彩な効能
第4回 ローズヒップの食品学的美容効果
第3回 活性酸素とポリフェノールの関係
第2回 アセロラの生体作用
第1回 活性酸素と老化


アントシアニン―食品の色と健康―
 
アントシアニン―食品の色と健康―
大庭 理一郎 (著), 津久井 亜紀夫 (著), 五十嵐 喜治 (著)
価格: ¥ 3,990 (税込)
  ※この本はアマゾンなどでご購入できます。
 
【ページ数】 245ページ
【出版社】 建帛社
【ISBN-10】 4767960878
【ISBN-13】 978-4767960876
【内容】 アントシアニンは、ブルーベリーやクランベリーなどに含まれる青紫色の色素成分で、優れた抗酸化能力を有するだけでなく、眼精疲労や視力回復、美肌作用や血圧上昇の抑制、ガンなどの生活習慣病の予防などに効果が期待されています。 アントシアニンのその構造や性質、安定性の問題、生体機能性などについても詳しく書かれておりアントシアニンの手引書として大変参考になります。
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