大庭教授のエイジングケア講座

大庭教授のエイジングケア講座

大庭先生は20数年前から、『フリーラジカル(活性酸素)理論』 という考えをもとに、「食品に含まれる有用成分が人のカラダに与える機能性」をテーマに数々の研究を続けられており、特にアントシアニン 色素と鶏卵の研究に関しては第一人者です。
著書も『アントシアニン −食品の色と健康−』など多数。

大庭先生には、「お客様の視点に立ち、きちんとしたモラルの中で安 全・安心な本物のサプリメントづくりをしたい」という私共の企業理念にご賛同いただき、インナーコスメうららを全面的にサポートしていた だいております。その大庭先生に、健康とカラダについての研究レポー トをシリーズでまとめていただきました。


活性酸素と老化 活性酸素とは

皆さん、活性酸素をご存知でしょうか。活性酸素は常に人体に存在し、消えては生まれ、生まれては消える、一般に言う酸素とは異なる活発な酸素(物質を酸化させる過激な酸素)のことです。活性酸素は人体にあるばかりか、食品や化粧品その他化学製品にも存在しています。例えば、酸素がX線に当ると、また水中の酸素が光に当ると一部の酸素が活性酸素に変化します。身近なこととしては皮膚に紫外線が当ると皮膚中の酸素が活性酸素に変化します。油が熱や光で酸化されると活性酸素が発生し、油が自動酸化されて酸化脂質さらに過酸化脂質に変化します。免疫細胞である食細胞から過剰の活性酸素がもれ出る場合があります。活性酸素が発生する原因はその他多くの場合があります。

活性酸素の功罪

次に活性酸素は身体の中で何をするのかと言うと、例えばタンパク質を変性させたり、酵素の活性をなくしたり、核酸の構造を変えて遺伝情報を狂わせたりするなど多くの反応が見出されております。脂質を過酸化させるのも活性酸素です。酵素が活性酸素で活性を失うとどうなるでしょうか。酵素は食品から栄養物を吸収しやすいものに分解し、体内に吸収する助けをしたりエネルギーをつくる助けをしたりしますが、活性酸素で酸化された酵素はその酵素の働きを鈍くしたり働きをなくしたりし、栄養物は消化不良となり、部分的に身体の機能が低下し不健康になり身体にとって悪い影響を与えるのです。核酸は活性酸素で切断され、遺伝子の組み換えが起こります。正常な遺伝子が活性酸素によって異常な遺伝子となり、異質のタンパク質を生み出すことにもなり、また、がん細胞を生み出す結果となります。目の水晶体が老化に伴い白濁し、見えにくくなるのは大半が活性酸素で侵されてしまうからなのです。

老化とは

老化を定義することは非常に困難でありますが、年を取り、ある時期から徐々に身体の構造が若い時から比べて脆くなり、機能が衰える方向に変化していく現象と言えましょう。昔は加齢と共に40・50歳に成りますと成人病が進行してきていましたが、最近は身体の機能が早く衰えてくる現象が目立ちます。成人病が生活習慣病と名が変わったのも、環境、食生活、運動など総合的に評価して、老化を判定するようになったからです。その中でも特に食生活から来る老化に配慮しなければなりません。食により身体の新陳代謝はすぐさま身体の機能に影響します。部分的に老化する部位があります。動脈硬化は18歳から、脳の老化は20歳からすでに始まっていると言われています。遺伝にも関係がありますが、最近は紫外線や化学薬品、また、偏食などにより、体内の不要の活性酸素を制御できない場合が多く見られます。身体は立派な大人であっても、また、見かけ(顔かたち、スタイル)が素晴らしくあっても内臓の一部は老化して機能が衰えつつある場合があるのです。また、ホルモンの分泌や若さを保つ機能が衰えてきます。個人差の多いのも老化現象です。老化は生命の仕組まれたプログラムであるとも思われるし、身体を構成している分子が加齢と共に傷害を受けていると思われるし、また、その主たる傷害を受ける原因としてフリーラジカル(活性酸素など)が最も有力な老化の原因であるとも言われています。

肌を傷める活性酸素から身体を如何に守るか

肌は活性酸素から常に攻撃を受けています。例えば夏の日光に長時間当たっておくと、肌の表面は赤く褐色になり、火脹れとなり、炎症が起こり、皮がむけてきます。この現象は活性酸素が皮膚の表面に多量に発生し、皮膚の内部の細胞を傷つけようとしたために起こったもので、皮膚の表面が赤くなり、場合によっては火脹れさえ生じてしまいます。細胞が焼けて機能を失ってしまうことさえあります。その前に皮膚は防衛策として紫外線を吸収するメラニン色素を作ってバリアーとします。この黒色色素が活性酸素消去作用をします。よって、黒色色素のメラニンは内部の細胞を守る自衛手段なのです。メラニン色素の出来具合は個人差があり、色の程度、厚さ、消去能の違いがあります。肌の表面はメラニン色素の生成で活性酸素を何とか守っているのですが、内臓の細胞は常に血液中の物質や細胞内のエネルギー変換に伴う多くの活性酸素の発生から危険に晒されています。それを守る手段は色々あるのですが、根本はやはり健全な食品・飲料を一定程度多量に摂取することです。老化を少しでも制御し、健康美を求める方は補助食品(アントシアニンやカテキン類)を摂取するのも一つの方法です。食べること、飲むことにより、身体の内部から健全な肌や内臓を作ることは大変重要なことなのです。

バックナンバー  
第6回 ザクロは女性の味方
第5回 クランベリーの多彩な効能
第4回 ローズヒップの食品学的美容効果
第3回 活性酸素とポリフェノールの関係
第2回 アセロラの生体作用
第1回 活性酸素と老化


アントシアニン―食品の色と健康―
 
アントシアニン―食品の色と健康―
大庭 理一郎 (著), 津久井 亜紀夫 (著), 五十嵐 喜治 (著)
価格: ¥ 3,990 (税込)
  ※この本はアマゾンなどでご購入できます。
 
【ページ数】 245ページ
【出版社】 建帛社
【ISBN-10】 4767960878
【ISBN-13】 978-4767960876
【内容】 アントシアニンは、ブルーベリーやクランベリーなどに含まれる青紫色の色素成分で、優れた抗酸化能力を有するだけでなく、眼精疲労や視力回復、美肌作用や血圧上昇の抑制、ガンなどの生活習慣病の予防などに効果が期待されています。 アントシアニンのその構造や性質、安定性の問題、生体機能性などについても詳しく書かれておりアントシアニンの手引書として大変参考になります。
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■ポコチェ2月号に掲載中!!

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